
- レーザー照射後全てのシミが前より濃くなった
- レーザー後濃くなったシミって治るのか不安...
- 炎症性色素沈着が半年たっても消えない場合はどうすれば良いの?
についてお答えします。
アラフォー女子のmomonga(@GANTUPPA_jyoshi)です。
レーザー治療後1週間程度でかさぶたは取れたのに、その後元のシミよりも濃くなってしまう「色素沈着」を起こす場合があります。
通常は1ヶ月程で徐々に薄くなるのですが、2ヶ月以上経っても何の変化もみられずどうするべきか不安に思ってしまうことも…
今日はレーザー治療後にシミが濃くなってしまった場合、どうするべきなのか原因と対処法について解説していこうと思います。
この記事の目次
照射後のシミが濃くなった!炎症性色素沈着って何?
実は、シミ取りレーザー治療後にまたシミが出て来るという現象はよくあることなんです。
これは「炎症性色素沈着」とか「レーザー焼け」と言われるもので、特にアジア人に見られる処置後の正常な反応です。
レーザー治療経験者でも、今までなった事がないのに今回に限ってはシミが濃くなった...と不安に思う方もいます。
多くの方が経験することで、快方に向けて進んでいることの表れですので、安心してくださいね♪
一時的にシミが濃くなるのは正常な反応
照射を行った後1週間〜10日程経つと、シミの部分が反応してかさぶた状になり剥がれます。
取れた直後はピンク色の肌が顔を出し一見治ったかのように見えるのですが、その後シミが再発したかのように浮き出て来ます。
レーザー治療者の約4割の方が経験している通常の反応なんです。
レーザーを当てたことによりメラニンを生成する細胞が破壊されていますので、通常のシミは徐々に取れていくことになります。
このレーザー後に現れる色素沈着は、1ヶ月後くらいが一番濃くなります。
気持ち的にそろそろ治る頃だと期待している時期だけに、濃く反応した時のショックは大きいですよね。
約3ヶ月から長い方で半年くらいかけて徐々に薄くなり、他の肌の色に近づいていきますので長いスパンで様子をみましょう。
- 治ったはずのシミが一時的に濃くなるのは炎症性色素沈着
- 色素沈着はレーザー後1ヶ月頃が最も濃くなる
- 色素沈着が起きた場合は、約3ヶ月〜半年かけて徐々に薄くなる
取ったはずのシミ、濃くなった原因を探ろう
レーザー治療後治ったと思ったのにまた急に濃くなってしまう炎症性色素沈着。
シミの治療をした部位やその程度によって、完全にわからなくなるまでにはかなり個人差があります。
そもそも色素沈着が起こるのはおかしな事ではなく、通常の反応。
照射部位が治ろうとしている経過段階です。
ただし、半年経っても状況が良くならないという場合には以下の原因が考えられますので注意が必要です。
② 照射患部を触ったり擦ったりなど刺激を与えてしまった
③ 自己判断で処方された薬以外の軟膏を塗ってしまった
レーザー後は照射患部が非常に敏感な状態です。
このデリケートな肌の状態で紫外線を浴びてしまうと、間違いなくシミの再発を招くことになってしまいます。
また、かさぶたが完全に剥がれていない段階で絆創膏やテープを何度も貼り替える行為も患部への負担となるので注意しましょう。
シミがある程度わからなくなるまでは、絆創膏などのテープを貼るだけではなく、日焼け止め・帽子・日傘など少し大げさすぎる程、徹底的に対策をして肌を守りましょう。
炎症性色素沈着が起こった場合の対処法
炎症性色素沈着が起きてしまった場合には、レーザー照射患部への刺激をできるだけ避けることが重要です。
レーザー後には紫外線に最も注意しなくてはいけません。
それ以外にもむやみに触ってしまったり擦って刺激を与える事は避けなくてはいけません。
明らかな色素沈着が起きたまま全く回復する兆しがみえない、肌の様子が明らかにおかしいといった場合は、下記の2つを確認してみてください。
② 美白化粧品&サプリメントで自宅ケア
① 施術してもらったクリニックに相談
かさぶたが剥がれた際にはピンク色の肌だったものが、一変して濃いシミとなって出てきてしまうと慌ててしまうのも無理はありません。
一瞬治ったと思ったものが悪化したかのように見えるので仕方がないのかもしれませんが、正しいケアを続けることで本当に徐々に綺麗になっていきます。
でもこの間に素人判断でレーザー照射患部へあれこれと処方もされていない薬を塗りこんだりする行為は禁物ですよ。
完全にシミが落ち着いて正常な状態に戻ってからセルフケアについては考えましょう。
通常ですとレーザーから1週間〜10日後の再診の際に、医師から現在のシミの状況や今後の経過について説明があるはずです。
自宅でケアを続けている間に、説明されたものと違う状況に陥っていたり、少しでも不安要素がある場合には速やかにクリニックに相談しましょう。
② 美白化粧品&サプリメントで自宅ケア
クリニックの方から患部に塗る軟膏を処方されますが、そのような外用薬以外にも美白化粧品や内服治療がとても効果を発揮してくれます。
シミが薄くなっていくのを単に待つだけじゃなく、より回復を早めることができますよ。
- ビタミンC誘導体
- トレチノイン
- ハイドロキノン
- アスコルビン酸
私のおすすめは、これらの美白成分が配合された基礎化粧品にシフトしつつ、浸透力の高いビタミンCをサプリメントなどで毎日摂取することです。
効果的なビタミンの摂り方やおすすめのサプリメントについては、シミに1ヶ月で結果を出す!効果的なビタミンCの摂り方でもご紹介しています。
また、私がシミ取りレーザー治療後、お守りのようにずっと使い続けている基礎化粧品はビーグレンのものです。
ビタミンC誘導体やハイドロキノン配合の美容液など肌悩みにドンピシャで応えてくれて、敏感肌の私でもトラブルなく使えています。
初めはエイジングケアセットのお試しから入ったのですが、あまりにも肌が劇的に変わったので他のものも使ってみたくなって追加購入したのがホワイトクリーム1.9です。
「皮膚の漂白剤」とも言われているハイドロキノンを配合していて、シミの元となるチロシナーゼの働きを阻害してメラノサイトに直接働きかけてくれます。
シミを今後も作らせたくないし一生シミで悩みたくないって思いで毎晩使ってます。
ちなみに、レーザー治療してから1年以上が経った今でもシミの再発はしていません。
こちらのスキンケアに変えてから肌全体がトーンアップしてきたので他に浮気することなく使い続けてますよ。
医師からもビタミンC誘導体やハイドロキノンを継続的に使用することが推奨されているので、美白化粧品に迷っている方は試してみてくださいね。
まとめ
今日はレーザー治療後、元のシミよりも濃くなってしまった場合の原因と対処法について考えてきました。
治療後は肌が敏感になっているだけではなくて、治療を経験した自分自身も精神的にとてもデリケートになるものです。
「ひょっとしたら失敗したのでは?」「一生消えなかったらどうしよう...」なんて不安が頭をよぎるのも無理はありません。
たとえ治療したシミが一時的に濃くなってしまっても、それは炎症性色素沈着と言って治りかけの状態。
3ヶ月〜半年程度で徐々に薄くなっていきます。
この期間に大切なことは、変に慌てることなく患部への刺激を避け正しいケアを続けることです。
また同時に、毎日使う基礎化粧品を美白コスメにシフトチェンジして、さらにビタミンCを積極的に摂ることも忘れずに。
それではまた!